アジア太平洋安全保障協力会議
(COUNCIL FOR SECURITY COOPERATION IN THE ASIA PACIFIC)
CSCAPの機構
【メンバー・委員会】
CSCAPは、10ヵ国(ブルネイを除くASEAN原加盟国5ヵ国(インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン)、日本、韓国、米国、カナダ(現在は脱退)、豪州)の研究所を創立メンバーとして発足しました。
憲章上、各研究所は各国を代表して国内委員会を形成することになっています。その後、ニュージーランド(1994年6月)、ロシア(1994年12月)、北朝鮮(1994年12月)、モンゴル(1996年6月)、
ベトナム(1996年12月)、中国(1996年12月)、EU(1998年12月)が正式加盟し、
2000年6月にインド(1994年12月より準メンバー)、パプア・ニューギニア(現在は脱退)、カンボジア、ブルネイ(2001年12月)、ミャンマー(2016年6月)、ラオス(2018年5月)が新たに正式加盟しました。
なお、台湾については専門家の個人の資格による作業部会へのオブザーバー参加が認められています。CSCAP日本委員会の事務局は、CSCAP憲章上の創立メンバーに名を連ねる日本国際問題研究所によって運営されています。
*CSCAPのメンバー・委員会については、下記URLをご参照下さい。
http://www.cscap.org/index.php?page=member-committees-page
【国際運営委員会】
CSCAPの主要機関としては、最高の意思決定を行う国際運営委員会が、毎年2回(6月と12月)開催されています。現在、CSCAP共同議長は、Prof. Suchit Bunbongkarn (CSCAP Thailand) およびProf. Anthony Milner (CSCAP Australia)が務めています。
【国際事務局】
事務局はマレーシアの戦略国際問題研究所内に設置されています。事務局の必要経費は加盟メンバーの拠出金によってまかなわれています。
(事務局ウェブサイト:http://www.cscap.org/)