領土・歴史センター

「海外短期特別フェロー招聘事業」の実施

2023-11-30
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「海外短期特別フェロー招聘事業」の実施

令和5年11月30日
公益財団法人日本国際問題研究所

日本国際問題研究所では、「領土・主権・歴史調査研究支援事業」の一環として、2023年9月から11月にかけて国際関係論を専門とする海外若手研究者(スリランカ・インド・フィリピンから各1名)を日本に招聘いたしました。

今回で2度目となる本事業で海外若手研究者は、大学・シンクタンク・政府関係者との意見交換等を行い、国内領土関連施設を実地見学することで日本が抱える領土問題等への理解を深めました。

日本でのプログラム終了後、海外若手研究者は自身の問題意識と日本での経験を踏まえ、研究論文を提出する予定です。

今回の学びを踏まえて帰国後も日本とアジア諸国における相互の国際交流の促進や研究ネットワーク構築の架け橋となってくれることを期待しています。

【海外若手研究者】
(左)Luigi Joble (ルイジ・ジョブル):Assistant Professorial Lecturer, Department of International Studies, De La Salle University, Philippines

タイトル:ルールに基づく国際秩序に向けてー東南アジアの南シナ海問題当事国の間でのミニラテラルアプローチにおける日本の役割のあり方

(中央)Anjali Kumari(アンジャリ・クマリ):Research Scholar/ Guest Faculty, Department of East Asian Studies, University of Delhi, India

タイトル:自由で開かれたインド太平洋に関する、アフリカにおける日印パートナシップー包括的分析と将来への見通し

(右)Pradeep Ranaweera (プラディープ・ラナウィーラ):Academic Instructor, Department of Strategic Studies, Faculty of Defence & Strategic Studies, General Sir John Kotelawala Defence University, Sri Lanka

タイトル:インド洋における日スリランカ海洋安保協力の強化―課題と機会

【過去のプログラム】
・第一回目の参加者についてはこちらをご参照ください。
・第一回目の参加者による研究論文についてはこちらをご参照ください。