JIIAグローバル・アウトリーチ・センター(CGO) フェロー募集のご案内

この度、CGOの使命の一つである、グローバル人材の育成の一環として、JIIA CGOフェローシップ・プログラムを立ち上げました。本プログラムは、グローバルな発信ができる若手人材を育成することを目的としています。
プログラム概要
本フェローシップは、日本の若手研究者が東南アジア・インド地域のシンクタンク等と協働し、現地の課題解決に資する政策研究を支援します。
1. 応募資格
以下の(1)(2)のいずれかを満たす者。ただし、東南アジア各国及びインドの現地で研究をするにあたり、現地調査・研究遂行に必要なレベルの英語力を有する者。
(1)日本国籍保有者もしくは永住権を有する者で、東南アジアまたはインドに関し、通算1年以上の研究・職務経験がある者。
(2)専門分野において博士号(Ph.D.)もしくは当該分野での最高学位を有している者。
或いは、研究テーマに関連する分野を専門とする通算5年以上の職歴/経験/教育歴を有し、かつ修士号(Master’s Degree)を有する者。
2. 対象となる研究課題
日本が持つノウハウや技術をどのように現地の課題解決に活かすことができるかを問題関心の中心に据えたテーマを想定しています。なお、以下に示すものは例示であり、これ以外の領域のプロジェクトでも応募することは可能です。
<テーマ例> エネルギー移行(例:天然ガス活用)、海洋安全保障(例:沿岸警備)、通商政策(例:関税)
- 東南アジア各国とインドのうち、1カ国以上の国におけるシンクタンク等での研究活動が支援対象です。
当該国以外でのプロジェクトは対象外です。 - 上記の研究活動から得られた研究成果を、日本ないし第三国での国際会議または学会で共同発表することを強く推奨します。
(場合によっては、研究成果発表の旅費・参加費を支援対象とすることがあります。)
3. フェローシップの期間
- 3か月以上、6か月を上限とします。
- フェローシップは2026年6月1日~9月30日までの間に開始するものとします。
(合理的な理由と認められた場合、フェローシップを複数回に分割して取得することも可能ですが、
最終発表も含めて2027年9月末日までに終了しなければなりません。)
※全ての渡航先で受入保証(受入機関、受入協力者)を確保する必要があります。
JIIAで研究協力者・研究協力機関の紹介を行うことが可能です。
4. 支給内容の概要
国際航空運賃(エコノミークラス割引運賃往復)、渡航先滞在費・研究活動費等、当研究所内規の上限範囲内で支給します。
5. 採用人数
2人程度
6. 応募方法
下記の募集要項をご覧ください。
7. 結果通知
第一次選考(書類選考)の結果は、2026年2月中旬頃までにメールにてご連絡し、第二次選考(面接)の結果は、2026年4月頃にメールにてご連絡します。