日本国際問題研究所は2024年3月17日に公開シンポジウム「2つの開国:幕末~戦後日本の政治と外交」を開催いたしました。本シンポジウムでは19世紀後半の国際社会への本格的参入と、20世紀半ばの国際社会への復帰という、いわば日本政治外交史における「2つの開国」とも言うべき局面に焦点を当てつつ、「世界の中の日米関係」と「日本政治と国際金融」という2つのテーマに基づくセッションを設け、日本と国際秩序の関係の来歴を検討いたしました。
【プログラム】
プロジェクト趣旨説明(五百旗頭薫・東京大学大学院法学政治学研究科教授)
第1セッション
モデレーター兼コメンテーター: 佐々木 雄一(明治学院大学准教授) | |
スピーカー: | 福岡 万里子(国立歴史民俗博物館/総合研究大学院大学 准教授) 「幕末の不平等条約再考―近世的日蘭関係と米国の参入―」 玉置 敦彦(中央大学法学部准教授) 「アメリカの東アジア戦略と日本外交」 |
第1セッションについてのコメント(五百旗頭薫・東京大学大学院法学政治学研究科教授)
第2セッション「日本政治と国際金融」
モデレーター兼コメンテーター:稲吉 晃(新潟大学教授) | |
スピーカー: | 前田 亮介(北海道大学大学院法学研究科准教授) 「戦前大陸政策と国際金融資本」 伏見 岳人(東北大学大学院法学研究科教授) 「戦後開発政治と世界銀行融資」 |
第2セッションおよび総合コメント(五百旗頭薫・東京大学大学院法学政治学研究科教授)
第1セッション
第2セッション