日本国際問題研究所は、2023年11月13日、公開ウェビナー「日中平和友好条約締結から45年:日中関係に改善の機会は訪れるか」を開催しました。
1978年に日中平和友好条約が締結されて10月で45周年になりました。この間、中国は長らくGDP世界第二位の座にあった日本を経済力で追い越し、名実ともに大国の地位を築きました。しかし、中国は増強された軍事力を背景に一方的な現状変更の試みを東シナ海・南シナ海で継続しており、その対外的な姿勢や軍事動向等は、我が国と国際社会の深刻な懸念事項となっています。また、直近では、福島第一原発からの希釈されたALPS処理水放出をめぐる中国側の対応は、日中関係改善に向けた道のりが険しいものであることを感じさせるものでした。このように低調に推移している日中関係に改善の糸口は見いだせないのでしょうか。こうした問題意識の下、本ウェビナーでは、以下の専門家をお招きして、日中関係の現状と課題、今後の展望について議論いただきました。
1.日時:2023年11月13日(月)15:30-16:30 | |
2.形式:オンライン(Zoom)、日本語、ライブ視聴無料 | |
3.登壇者: | |
<司会> | |
飯嶋 佑美 | 日本国際問題研究所研究員 |
<パネリスト> | |
高原 明生 | 東京大学大学院法学政治学研究科教授、日本国際問題研究所上席客員研究員 |
江藤 名保子 | 学習院大学法学部教授 |
李 昊 | 日本国際問題研究所研究員、神戸大学大学院国際文化学研究科講師 |
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