日本国際問題研究所（JIIA）は2022年11月23日、インドのデリー・ポリシー・グループ（DPG）との共催で、第5回「日印インド太平洋フォーラム」（日印トラック1.5対話）の公開セッション「インド太平洋の秩序を形成する日本とインドのパワーと可能性 （Power and Potential of Japan and India in Shaping the Indo-Pacific Order）」を開催しました。

佐々江 賢一郎（日本国際問題研究所理事長）及びH.K シン (デリー・ポリシー・グループ(DPG)所長／元駐日インド大使)が共同司会を務め、林芳正外務大臣とジャイシャンカル外務大臣による基調講演（ビデオメッセージ）に続き、菊池 努・日本国際問題研究所上席客員研究員／青山学院大学名誉教授、武居 智久・元海上幕僚長／日本国際問題研究所客員研究員、鈴木 隆史・日本貿易振興機構(JETRO)インド総代表、カンワル・シバル・元インド外務次官、アニル・チョプラ・DPG上席研究員／元東部・西部方面海軍司令部最高司令官／元インド沿岸警備隊長官、及びV.S セシャドリ・DPG上席研究員／元スロベニア、ミャンマー大使／元インド商工WTO 担当局長がロシアによるウクライナ侵略問題、インド太平洋地域における国際情勢と地域秩序、同地域の安定と繁栄にとっての「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の推進とQUADを通じての協力ならびに外交・安全保障と経済分野での日印両国の今後の協力と重要性とさらなる可能性に関して議論しました。

また、セッション終了後に、同フォーラムの結果に関する共同声明を発表しました。

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