日本国際問題研究所(JIIA)は2021年12月21日、インドのデリー・ポリシー・グループ(DPG)との共催で、第4回「日印インド太平洋フォーラム」(日印トラック1.5対話)の公開セッション「自由で開かれたインド太平洋に向けた日印関係の強化とクアッドの役割(Enhancing Japan-India cooperation for FOIP and role of the Quad)」を開催しました。佐々江 賢一郎(日本国際問題研究所理事長)及びH.K シン (デリー・ポリシー・グループ(DPG)所長/元駐日インド大使)が共同司会を務め、林芳正外務大臣とジャイシャンカル外務大臣による基調講演(ビデオメッセージ)に続き、菊池 努・日本国際問題研究所 上席客員研究員/青山学院大学 教授、野口 泰・防衛省防衛政策局 次長、カンワルシバル・元インド外務次官及びアニル・チョプラ・元東部・西部方面海軍司令部 最高司令官/元インド沿岸警備隊 長官がインド太平洋地域における国際情勢、同地域の安定と繁栄にとっての「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の推進とQUADを通じる協力の重要性、外交・安全保障分野での日印両国の今後の協力に関して議論しました。また、セッション終了後に、同フォーラムの結果に関する共同声明を発表しました。
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