第6回東京グローバル・ダイアログ クロージング

第6回東京グローバル・ダイアログ クロージング

佐々江理事長が2日間の議論を総括し、本ダイアログではトランプ政権について議論が集中したとしつつ、以下を述べた。「昨年の東京グローバル・ダイアログのクロージングで私は、『仮にトランプ政権が誕生しても、大統領の発言は重いがその言動に過剰反応するのではなく、行動をよく見て、慎重に政策を進めていくことが重要であると思う』と述べました。二期目のトランプ政権が発足した今、この視点は重要性を増していると感じます。各国が自ら必要と考える政策を強い覚悟で進める必要があります。」

一方で、トランプ政権は予測可能性が低いことは事実であり、自由主義陣営の各国が政策協調と相互理解を進めていくことが重要であって、「月並みな結論だが「対話」こそが、自由主義陣営の各国を疑心暗鬼に陥らせない唯一の道である」と述べ、会議を締めくくった。