公開ウェビナー「The Condition of American Democracy and Its Impact on U.S. Foreign Policy」

公開ウェビナー「The Condition of American Democracy and Its Impact on U.S. Foreign Policy」

 

日本国際問題研究所は2022年9月22日に公開ウェビナー「The Condition of American Democracy and Its Impact on U.S. Foreign Policy」を開催しました。

党派による政治の分断が深刻な近年のアメリカ政治の状況は、アメリカの民主主義にどのような影響を与えているのか、そして、アメリカ政治の分極化が超大国であるアメリカの外交へ与える影響はいかなるものなのかについて、アイラ・シャピロ元米通商代表部(USTR)大使がスピーチを行い、佐々江賢一郎日本国際問題研究所理事長とグレン・S・フクシマ米国先端政策研究所上級研究員が、日米それぞれの視点から議論しました。比較政治学の理論枠組からアメリカの政党や執政・議会関係の分析を専門とする待鳥聡史京都大学教授が議論を司会し、登壇者は議会、特に上院が米国の内政に及ぼす影響の大きさや、大統領が外交政策に果たす役割の大きさに着目し、多角的な議論を行いました。中間選挙を控え、本ウェビナーに対する関心の高さがうかがわれ、視聴者からの多くの質問も受けて、活発な議論が展開されました。